■子供の矯正が「1期治療で終了する」ケースについて
子供の矯正は1期治療と2期治療の2つの時期に分けられます。両方とも必要となるケースが多いのですが、中は1期治療のみで終了できる場合もあります。今回はそんな1期治療のみで小児矯正を完結することができる条件をわかりやすく解説します。
▼歯並びの異常が軽度
歯並び・かみ合わせの異常が軽度の場合は、1期治療のみで矯正を完結させることも難しくありません。もちろん、完璧を目指すのであれば2期治療も受けた方が良いですが、80~90点で良いのであれば、1期治療で終了できます。
▼骨格的な異常が十分に改善できた場合
1期治療の主な目的は、骨格的な異常の改善です。顎の骨の大きさや幅、上下のバランスが整うよう、顎骨の発育を正常に促すのが1期治療の役割といえます。その結果、永久歯が自然ときれいに並ぶ土台が作れたのであれば、無理して2期治療を受ける必要はありません。ただ、これもまた1期治療のみで100点満点になることはほとんどなく、理想的な歯並びを追求するのなら、2期治療も受けた方が良いです。
▼まとめ
このように、子供の矯正は基本的に1期治療と2期治療の両方を受けることが推奨されます。それぞれ治療目的が異なるため、仕上がりに与える影響も大きく違ってくるからです。子供の矯正を検討する際には、その点も考慮した方が賢明といえます。とはいえ、さまざまな理由で通院できなくなることもありますので、そこは主治医に相談してみてください。
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